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2008年11月22日

経営者の誤解 3

企業を船に例えるとするならば、経営者は当然「船長」ということになる。誤解してははならないのは、「オーナー」ではないという事です。「オーナー」とは「船主」のことであり、「船主」と「船長」では当然役割が異なる。
中小企業の場合、これが重なることが多い分、経営者に誤解が生じる。

「船長」の役割は、荷物や客を、目的地までいかに安全に届けるかという一点にあります。乗組員に目的地も告げず、行程も告げず、ましてや到着予定を伝えない「船長」などあり得ない。何故ならば、それを知らないと「航海士」は航路の予定を立てられない。最短で行くのか、安全を最優先するのか、あるいは気象の予報によっては、出航延期を考えなければならない時もある。目的地や行程が判らなければ、「機関士」は積み込むべき燃料の量さえ指示できない。それは「食料担当者」も同じ事です。つまり、部下達は何をすればいいのか判らない。

「とりあえず燃料を満タンにして出発しろ」などと言われても因るのです。危険に満ちた海を渡る船は自家用車ではない。何よりも乗組員の生命(生活)がかかっているのです。そのあたりにピクニックに行くのとは訳が違う。しかし、ピクニックに行くような気分でいる経営者がいないわけではない。

「おーい、とりあえず燃料を満タンにして出かけようぜ」

船が沈むはずである。船が航路を見失うはずである。

最近、「さ迷える船」を多く見掛ける。

2008年も残りわずかです。2009年の「航海計画」、立てていますか?
年末に「乗組員」たちにそれをちゃんと見せておかないと、船がまた「迷う」。



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posted by tojiki at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 組織活性理論 この記事をはてなブックマークに登録
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